| 2 テーマ設定の理由 発表や表現の原点は、児童一人一人の『心』である。よって、その『心』そのものが『よさ』であると考え、それを十分に引き出すことができるよう取組を進めている。昨年度は、教科を絞らずに、各学年の積み上げの大切さを心に留めながら、『書く』を取り入れる共通理解のもと取り組んだ。学習規律や話し方の指導など、全学年同一歩調で徹底させていくことを意思統一し、授業研究を中心に研究を深めることができた。児童は、『書く』ことにより自分の考えをしっかり持つことができるようになってきた。また、自分の考えを自分なりの言葉で伝えようとする姿勢や力が伸びてきた。そして、他の人の思いを理解しようとする姿勢や思いを受け入れ共に伸びようとする気持ちも育ちつつある。言葉による、より確かな『よさ』の表出は、そのこと自体が喜びであると同時に、『よさ』を知り合うことによって、学ぶ喜びをさらに大きくし、より意欲的な学びを生むことを確信する思いである。 しかし、授業が、『深い教材研究』と『主体的に学ぶ態度の育成』によって、より充実すると考えるとき、本年度は教科を絞って研究することにより、『深い教材研究』にも昨年以上に取り組みたいと考える。児童を奮い立たせるような授業展開や授業形態の工夫、児童が言いたくてたまらなくなるような魅力ある教材の開発や教材の提示の仕方や深め方などである。そうして、間違えることを怖がらず、生き生きと堂々と自分の意見を伝え合い学習していく児童を目指したい。教科は、自分の思いや考えを創り表出することに真正面から切り込む意味で『国語』とした。また、『主体的に学ぶ態度の育成』にかかわって、昨年度の成果をさらに伸ばすべく、『書く』ことを大切にしたい。しっかり自分の考えを持ち自分の言葉で表現し学び合う核として、『書く』力を伸ばしていきたいと考える。発達段階に応じてつけたい力を明確にし、計画的・継続的に取り組んでいきたい。 人は人によって育つ。よって、自分の思いをより確かに他の人に伝える力、また、より確かに他の人の気持ちを理解する力は、生きていく上で不可欠なものである。国語科『書く』ことを核として、生き生きと伝え合う授業の実践に取り組むことが、よさを認め合い主体的に学ぶ児童の育成、ひいては、学校目標「『学ぶ意欲と思いやりがあり、粘り強くやり通す照来っ子』〜生きて働く力を育む〜」の具現化につながると考え、テーマを設定した。 |
| 3 研修の方向と計画 (1)研究内容の柱 @授業研究 ア 基本のかまえ イ 教材の開発・工夫 ウ 発問の研究 エ 自分の言葉による表現のための支援の仕方 オ 学び方・話し合いの仕方の指導の工夫 カ 授業展開と形態の工夫 A特別支援教育について ア 指導方法や指導体制の工夫・改善 イ 全職員の共通理解と校内支援体制の構築 ウ 特別支援教育の理解・啓発について B情報教育 ・コンピュータ研修 (2)研究方法 @日々の研究は、各学年及び低・中・高学年部会を中心に行う。 A月末を除く毎週水曜日を校内研修日とし、提案による研修や授業研究及び協議や、実践の交 流などを行う。 B全校研究授業と部会別研究授業を全員が行い、事前または事後研究会において深め合う。 C研究会への参加、先進校視察などを積極的に行い、事後の報告により学びを皆に拡げる。 D講師を招聘して学ぶ。 E研究実践記録を作成する。 |